• 診療時間
  • ・祝
  • 9:00~12:30
  • 15:00~18:30
休診日:木曜・土曜午後・日曜・祝日
※:土曜午前:9:00~13:00
※午前の診療時間は感染症対策のため一部変更がございます。
診療体制について」をご覧ください。

予防接種

当院の予防接種

当院では、主に大人向けにインフルエンザワクチン、および肺炎球菌ワクチンの接種を、それぞれ行っております。

当院の予防注射対象年齢:15歳以上
ただし18歳までは保護者の同意が必要となりますのでお電話でご確認ください。

上記以外の予防接種をご希望の方は、ご相談ください。

予防接種とは

予防接種は、細菌やウイルスなどの病原体からつくったワクチンを接種することによって特定の病気になりにくくし、また、たとえその病気になったとしても軽く済むようにします。
ワクチンは、感染症の原因となる各種の細菌やウイルスの病原性を弱めたり、また、それらを無毒化したりしてつくられます。これを注入することによって、体内に抗体(病原体と結合し、それを体内から除去するように働くたんぱく分子)をつくらせ、当該感染症にかかりにくくし、また重症化を防ぎます。

インフルエンザワクチン


インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染による疾患で、発症すると38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。併せて普通の風邪と同じように、喉の痛み、鼻みず、せきなどの症状も見られます。お子様では痙攣や中耳炎、稀には急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を併発するなど、重症化するケースがあります。

インフルエンザワクチンの接種で予防

インフルエンザを予防する有効な手段の一つに、流行前のワクチン接種があります。
インフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプが流行するので、それに対応するために、予防接種も毎年行う必要があります。

インフルエンザワクチンの接種時期

インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。日本では、インフルエンザが例年12月~翌3月頃に流行することを考えると、毎年10月下旬~12月頃に接種するのが適切でしょう。

帯状疱疹ワクチン
(予約が必要です)

帯状疱疹とは

初回感染で水痘(水ぼうそう)に罹患、その後神経節に潜伏し疲れたり免疫力が低下すると再活性化し感染した神経線維の上にある皮膚に痛みを伴う水泡が出現し、患部に慢性疼痛が生じることもあります。
これが帯状疱疹です。
抗ウイルス薬をなるべく早期から内服します。
また50歳以上で発症が増加し、80歳までに3人に1人が発症するといわれています。

帯状疱疹ワクチンでの予防

現在ワクチンは2種類あります。

① 乾燥弱毒生水痘ワクチン 1回接種
50%程度発症を抑えます。

② シングリックス(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン) 2回接種(2カ月から6カ月間隔)
90%程度発症を抑えます(約10年間)。

肺炎球菌ワクチン
(予約が必要です)

肺炎とは

肺炎とは、主に細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に感染して炎症を起こす疾患です。呼吸器の防御機能が病原微生物を排除できなかった場合や、病気やストレスなどのために免疫力が落ちている時など、つまり感染力が防御力を上回った際に、病原微生物が上気道から下気道、そして肺にまで入り込んで感染し、肺炎になってしまうのです。
がん、心臓病に続いて、肺炎は日本人の死亡原因の第3位を占めています。高齢者*や慢性疾患を持っている方などは肺炎にかかりやすく、しかも治りにくい傾向がありますので注意を要します。*肺炎で亡くなる方の約97%が65歳以上です。

肺炎球菌ワクチンの接種で予防

肺炎を予防するためにできることの一つに、肺炎球菌ワクチンの接種があります。
肺炎の原因菌で最も多いと見られるのは、肺炎球菌です(大人の肺炎の20~40%は、この菌が原因と言われます)。肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます(※すべての肺炎を予防できるわけではありませんので、ワクチンを接種したからといっても、日常生活での予防対策は怠らないでください)。

5年以上の間隔を空けて接種

接種は、1年を通していつでも可能です。ただし、接種後5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出るケースがありますので、再接種を希望される方は、5年以上の間隔を空けてください。接種の年月日は、忘れないようにメモに残しておきましょう。
また、接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛んだりすることがありますが、通常は2~3日で治まります。その他、熱っぽい、だるいなど、体調に変化が生じた場合は、すぐにご相談ください。

成人用肺炎球菌ワクチンの接種が奨められる人

  • 65歳以上の方
  • 養護老人ホームや長期療養施設などに居住されている方
  • 慢性の持病をお持ちの方(COPD等の呼吸器疾患、糖尿病、慢性心不全、肝炎や肝硬変等の慢性肝疾患など)
  • そのほか(病気や免疫抑制療法のため感染症に罹りやすい状態にある方、脾臓摘出などによる脾臓機能不全のある方など)

日本呼吸器学会「成人市中肺炎診療ガイドライン」(2007年)/「医療・介護関連肺炎診療ガイドライン」(2011年)より

平成26年10月から、高齢者を対象とした成人用肺炎球菌ワクチンが「定期接種」(「予防接種法」に基づき、市町村が実施する予防接種)となりました(定期接種の対象となる方は、生年月日により毎年異なります)。対象期間内に、市町村の契約医療機関や保健所で接種を受けると、「公費助成」が受けられます。詳細については、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

予防接種後の注意点

予防接種後の30分程度は、接種を受けた医療機関にそのまま留まるか、医師とすぐに連絡が取れるようにしておきます。接種部位に異常な反応が現れたり、体調に変化が生じたりしたような場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
また、接種部位は清潔を保ち、接種後24時間以内は体調が変化する怖れがありますので、過激な運動や過ぎた飲酒は控えるようにしてください。

予防接種価格表

インフルエンザ予防接種(小児を除く)

種類 予約 費用(円税込み)
インフルエンザ   ¥3,500

予防接種(小児を除く)

種類 予約 費用(円税込み)
肺炎球菌ワクチン 要予約 ¥7,000
麻疹(はしか) 要予約 ¥6,000
風疹 要予約 ¥6,000
麻疹+風疹 要予約 ¥9,000
おたふく(ムンプス) 要予約 ¥6,000
水痘(みずぼうそう) 要予約 ¥8,000
(接種助成対象の方は¥3,000)
シングリックス 要予約 1回¥22,000
(接種助成対象の方は¥11,000)

高齢者予防接種(助成対象の方)

種類 予約 自己負担分費用(円税込み)
高齢者インフルエンザ   ¥2,500
高齢者肺炎球菌 要予約 ¥2,500

*66歳以上の武蔵野市民の高齢者肺炎球菌ワクチン助成対象の方の自己負担分費用は異なります。接種方法については武蔵野市健康課(0422-51-0700)にお問い合わせください。

帯状疱疹接種ワクチン任意接種助成事業利用の方

武蔵野市健康課に連絡(以下)し予診票の交付を受けて下さい。
電話(0422-51-0700)
*予診票が届いてから当院にワクチンの電話予約をしてください。
以上よろしくお願いいたします。